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レポート
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館
試合区分: No.55 男子 準決勝 コミッショナー: 柿沼 憲一
開催期日: 2003(H15)年01月11日(土) 主審: 柚木 知郎
開始時間: 17:20 副審: 倉田 国雄
 

松下電器
 
JBL5位

90
25 - 22
20 - 14
22 - 12
23 - 13
  -  
  -  
  -  

61
オーエスジー
 
JBL8位

 高さと速さでボールを支配した松下電器が、6年ぶりの決勝進出を決めた。
   第1ピリオド、松下電器は#31青野のポストプレイ、#9仲村のフリースローを中心に加点。序盤から積極的にフルコート2-2-1プレスでボールを奪い、4分には17-7と一気に突き放す。しかし、オーエスジーはこのまま引き下がらず、#9中田の3連続3ポイントシュートで息を吹き返し、3点差まで縮めた。
   第2ピリオドに入ると、両者共に、ガード陣が得点面でもリードする。松下電器は#1木下がこのピリオドだけで9得点と気を吐きリードを広げた。この間、オーエスジーは#13鹿毛が4ファウルとなり、インサイドで得点できず苦しい展開となった。
   第3ピリオド開始早々、松下電器#14石坂が豪快なブロックショットを見せ、ディフェンスが引き締まった。このピリオド、オーエスジーはフィールドゴールがわずか3本と振るわず、対する松下電器は#9仲村の3ポイント、#31青野のポストプレイでさらにリードを広げると、残り1分には#14石坂がドライブインから豪快なダンクを決め、チームを勢いづけた。
   そして、第4ピリオドに入り、少しでも差を縮めていきたいオーエスジーだったが、開始30秒でインサイドの要#13鹿毛がファウルアウトすると、リバウンドでさらに劣勢に立たされる。オーエスジーは積極的にシュートを狙い、守ってはハーフコートマンツーマンからのダブルチームなど手を変えプレッシャーを与えるが、焦りからか速攻がうまくつながらない。逆にそのミスで得たボールを確実にゴールまでつないだ松下電器が、さらにリードを広げ、結局29点差をつけて快勝。6年ぶりの決勝進出を決めた。

袴田 修由(日本バスケットボール協会広報部)

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