オールジャパン2004 大会公式サイト / 日本バスケットボール協会 公式サイト
オールジャパン2004
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レポート
開催場所: 国立代々木競技場第2体育館 メインコート
試合区分: No.128 男子 決勝 コミッショナー: 吉田 正治
開催期日: 2004(H16)年01月12日(月) 主審: 橋本 信雄
開始時間: 14:00 副審: 岸田 吉明・宮武 庸介


アイシン

( JBL1位 )

73

 
16 -1st- 12
18 -2nd- 19
22 -3rd- 10
17 -4th- 16
 

57


トヨタ自動車

( JBL2位 )

アイシンが終始、安定した攻守を見せ、トヨタの反撃チャンスを与えることなく3連覇を達成した。
ここ2試合で連日の逆転勝利だったトヨタもこれまでのような戦い方が”歴戦の強者”軍団アイシンには通用しなかった。
どこからでも得点チャンスをつくれるアイシン。ポイントガード#2佐古のゲームメークも冴えた。
 さらにはトヨタのポイントゲッター#9折茂封じに総力を挙げた。攻撃のバランスが悪いと見れば、それぞれの役割が全て頭の中で即判断できるプレイヤーばかり、それがアイシンの強味でもある。スタートから#0小宮、#7外山らが難なくシュートを決め、リードを奪うと、センター、#55マッカーサーをキープレイヤーにしてのスクリーンプレイ。攻撃の厚みがトヨタとは明らかに違った。
 第2ピリオドでやや中だるみの内容だったが、ディフェンスが浮き足だったトヨタに比べ、アイシンはベースラインをしっかりと守り切った。#7外山、#55マッカーサーがコーナーをことごとく封じ、速攻へとつないだ。トヨタは攻守ともにリズムが狂ったまま。
 第3ピリオド、得点チャンスらしいチャンスを全て抑えこまれ、逆に速攻を決められるトヨタは相手チームファウルからのフリースローもミス。#6後藤、#7外山らがジワジワと点差を拡げていった。#5佐藤、#11山口、#43高辻とメンバーを入れ替えながらもペースは落ちなかった。
 第4ピリオドはまさにアイシンの独壇場。#55マッカーサーのゴール下プレイがトヨタを圧倒。ゲームの組み立てを含め勝ち方を知っているプレイヤーが揃っているだけに当分“アイシン時代”が続きそうだ。

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