オールコートゾーンプレスからハーフコートのマンツーマンでディフェンスのジャパンエナジーに対し、日本航空はハーフコートのチェンジングディフェンスで挑んだ。
日本航空はジャパンエナジーの#15浜口に対し#5石田、#12矢代、#14堀部の3人掛かりでマークしてなかなか得点を許さない。攻めてもジャパンエナジーのディフェンスの動きを良く見て、早いパス回しから得点を重ね、第1ピリオドを25−23と日本航空が善戦する。
「日本航空の良いオフェンスの展開に戸惑ったが、第2ピリオドに我慢してディフェンスを粘ることが出来、オフェンスの展開で活路が開いた」とジャパンエナジーの内海コーチがいうように第2ピリオド、ジャパンエナジーは#6大山、#5桜庭の3Pシュートからゲームに入ったのに対し、日本航空はパスミスやシュートミスが続いて苦しいゲーム展開を強いられて、第2ピリオドはわずか4得点。前半は57−27と30点差がついた。
第3ピリオドに入っても流れは変わらず、ジャパンエナジーがゲームを支配、リズムよく得点を重ねて優位にたつ。
「おまえたちは戦っていない」と檄を飛ばす林監督に応える日本航空は次第に積極さを取り戻し、#10柳本の3P、#12矢代のリバウンドゴール、さらに#7薮内からゴールに走る#10柳本に絶妙なパスが通ってコンビネーションプレーを展開するなど、徐々に追い上げる。しかし時すでに遅く、ベテラン勢を休ませる余裕の戦いぶりのジャパンエナジーに最後は振り切られた。
日本航空は#12矢代が両チームをあわせて23得点と最多得点をあげて気を吐いた。
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