ジャパンエナジーが余裕の戦いぶりでベスト4入り。
WJBL1位のジャパンエナジーに対し、同7位の日立戸塚は第1ピリオドから粘りのディフェンスを展開する。ジャパンエナジーの大黒柱#15浜口に対して2人で守るダブルチームでゴール下を守る。リバウンドの際には全員がボックスアウトを徹底して、リバウンドボールを奪う。さらに、日立戸塚はゆっくりとしたボール回しから確実に得点につなげる展開をする。ジャパンエナジーは日立戸塚の執拗なマークにあいながらも#15浜口がゴール下で威力を発揮して、第1ピリオドを24−16と8点リードで終了。
第2ピリオドに入ってもジャパンエナジーがリード、日立戸塚が後を追う攻防に変化はなく、前半を40−31と点差はまだまだ射程圏内。
後半、第3ピリオドに入り状況は一転。ジャパンエナジーはオールコートのディフェンスで日立戸塚のボール運びを苦しめミスを誘う。4分間ノーゴールの日立戸塚ベンチは50−31と19点差が開きたまらずタイムアウトをとる。リズムに乗ったジャパンエナジーは#15浜口、#11川畑がゴール下を確実に決め、#10矢野に代わって入った#7紺野がカットインで続いて、残り2分を 切って58−37と21点差をつける。
控えメンバーを次々と繰り出すジャパンエナジーに対し、日立戸塚はここまでに個人反則4つを数えてしまった得点源の#12江口を攻めの軸にする。残り4分過ぎにステップイン、カットインとベンチの期待に応えるものの時すでに遅く、最後は76−59の17点差がついて完敗となった。"
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