学生タイトル6連覇を逃した愛知学泉大は、WJBL2位のシャンソン化粧品と対戦、果敢に攻めたが、力の差は歴然だった。
出だし固さが見られた愛知学泉大は、パスミスなどターンオーバーが先行して、なかなか得点に結びつかず苦戦を強いられる。
一方のシャンソン化粧品は、#9三木を司令塔に#8永田、#12渡邉(温)#5山田が確実にゴールを決めて、第1ピリオドを32-10と22点差で貫禄を見せつける。
しかし、第2ピリオドに入るとシャンソン化粧品はベンチの中川コーチから「集中しろ!」と声が飛ぶほど、パスミスを繰り返す。オフェンスのフォーメーションから活路を見出したい愛知学泉大は、インカレアシスト王で敢闘賞に輝いた#4安谷屋からゴール下の#15柳谷へ絶妙なパスが通りシュートを決める。さらに、#5栗原、#8藤村などが続いて加点。守ってもマンツーマンディフェンスで相手のミスを誘うなど好展開。
第2ピリオドだけで言えば、残り2分までリードを奪ったものの、愛知学泉大の卒業生でもあるシャンソン化粧品#12渡邉(温)に#11慶山が続いてゴール下を制され、55−27で前半を終了。
第3ピリオドに入り、拍車がかかったシャンソン化粧品は、3分過ぎまで愛知学泉大のゴールを許さずリードを広げる。愛知学泉大は、要所で#5栗原の3Pシュートが2本、#11森光が外からジャンプシュートを決めるものの後続なく苦しい展開を強いられる。シャンソン化粧品は控えメンバーを繰り出すなどの余裕な戦いぶり。
第3ピリオドで74-39と大きく離された愛知学泉大は、第4ピリオドに入って、それでも果敢に攻め込んだが、次第にリズムが崩れ精一杯だった。"
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