東芝は#11折腹が#8節政のきわどいアシストを華麗なシュートでゴールに沈め、リズムをつかもうとする。しかし、アイシン精機も#6佐藤のアシストから#14タッカーがダンクを決め、一歩も引かない。これに対して東芝は#15北が連続3Pシュートで勢いをつける。一時は東芝がリードするものの、アイシン精機は内外ともに安定したシュートでリードを奪う。
第2ピリオドも出だしはアイシン精機のペース。しかし残り5分にゲームが動いた。東芝#11折腹のドライブインがきっかけとなり東芝は波に乗り始める。残り4分、東芝は#9山中を投入。これで一気に流れは東芝へ。東芝は#9山中を起点に早いペースで展開し着々と加点。#15北の3Pシュート、#9山中の目を見張るアシストをうけて#11折腹がシュート。7点差まで詰め寄ると勢いはさらに加速する。焦りの出たアイシン精機はターンオーバーを連発。その間波に乗った東芝はたたみかけるようにゴールを決め、残り30秒には1点差とする。何とか得点差を広げて後半を迎えたいアイシン精機だが、ゴール出来ぬまま終了。
第3ピリオドに入り東芝#4グリグスビーがリバウンド、ゴール下シュートと大活躍。前半からの勢いもあり東芝ペースでゲームが進むと思われた。しかし、アイシン精機は固いディフェンスでゴールを死守。アイシン精機は#6佐藤の3Pシュートから息を吹き返し、徐々に点差を広げていく。
第4ピリオドはミスが続く東芝に追い撃ちをかけるように、アイシン精機#4後藤の活躍が光る。途中約3分間両チームとも得点が止まっていたが、アイシン精機は#4後藤の3Pシュート、#13マッカーサーのジャンプシュートなどで加点していく。活躍していた#13マッカーサーが残り4分でファウルアウトとなるものの残りのメンバーがしっかりと穴を埋め、危なげなく勝利し、初の決勝進出を果たした。
|