連覇に照準を合わせたいすゞ自動車が三菱電機を振り切った。
第1ピリオド両者、ハーフコートのマンツーマンディフェンスで展開。いすゞ自動車は、#14佐久本のレイアップシュート、#5カルバリーのゴール下シュートなどで加点、一方の三菱電機も#10大野のレイアップシュートを皮切りに、#12沖田がすばやい持ち込みからステップインを決めて残り4分11-11の互角の戦いを展開。
第2ピリオドに入っても一進一退の攻防が続き、両者互角の戦いぶりで37−35といすゞ自動車が2点のリードで前半を折り返す。
後半に入って、攻防の均衡を破ったのはいすゞ自動車。#13佐古の3Pシュートを皮切りに佐久本が走って続き、2分過ぎには42−35と7点差をつける。3分過ぎ、#12高橋がルーズボールの激しいぶつかり合いから左手首を痛めるアクシデントに見舞われたが、一度波に乗ったリズムは崩れることなく好展開。
一方の三菱電機は、#9梶山のカットイン、#15へールが左45度からのジャンプシュートにファールを誘う鋭いカットインを決めるものの後続なく、第3ピリオド9得点に終わり後退。
第4ピリオド、威力に勝るいすゞ自動車は、最後まで崩れることなく82−64と三菱電機に18点差をつけて快勝した。
主軸の#12沖田を5反則で失った三菱電機は、代わって入った#13米本が3Pシュートを3本決めて気を吐いたが、最後は精一杯だった。
|